2008年11月04日
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昭和30年前後、玉川上水に落とした野球のボールはどこで回収できたのか

Written By: 川俣 晶連絡先

 玉川上水に関する叔父の証言を聞くことができました。

 叔父の年齢からおそらく昭和30年前後の状況と思われます。

  • 美宿橋(位置は下記の地図参照)のあたりで三角ベースで遊んでいた
  • そこでボールが玉川上水に落ちてしまうことが、しばしばあった
  • ボールは現在の永泉寺緑地あたり(証言からの推定。位置は下記の地図参照)にある柵に引っ掛かって止まっていた
  • そこまでボールを回収するために走った
  • 棒を使ってそのボールを引き寄せ、回収していた
  • 流れは激しく水に入れるような状態ではなかった

地図 §

感想 §

 下高井戸と明大前間の昭和30年前後の玉川上水の写真は見たことがありますが、割と気軽に流れに近づける感じでした。子供がボールを取るために流れに接近できたというのは、写真の状況と符合します。

 しかし、ボールが止まっていた場所が具体的にどこで、そこに何であったのかは良く分かりません。ちなみに、古い航空写真でも、水路脇は木々が茂っていてよく見えないことが多いので、地図に表現されない施設類は探索しにくいという問題があります。

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